◎京都 着物で散策  土用・足つけ神事 下鴨神社
足つけ神事 みたらし祭り 7月末から8月の土用に行われる 
境内には河合神社や矢咫烏命(やたがらす)が祀られる
「任部社」や水の神様
「貴布禰神社」
(きふねじんじゃ)なども
摂社として鎮座しています
   
土用は一番暑い盛り、
丑の日の「うなぎ」もおいしくて魅かれますが
一味違う夏越のお参りがあります。
それが下鴨神社の「足つけ神事」
下鴨神社神社は世界文化遺産
下鴨神社の参道
。 糺すの森を通る参道は夏の暑さを忘れさせる
   
 ひざ下ぐらいまでの水位の御手洗池(みたらしいけ)に足をひたし、ろうそくを献じます。(お灯明代は200円)
祀られている「井上社」にお灯明をあげに水の中をそろそろと歩いてお参りすると罪、けがれを祓い、疫病にかからず元気に夏を過ごせるといわれます。平安時代から行われ 貴族たちも恒例にしていたお参り
地下水の冷たさに身が引きしまります。
ろうそくを献じたら、ご神水をいただいて完了。子供の「疳の虫封じ」にも効用ありということで子供さん連れが多く来られます。池の水は、思いがけないほどの冷たさ!この日は一日中足がスイスイしてました!
下鴨神社では他にもいろいろな神事が行われます。
8月7日に行われる矢取り神事は、夏越払えでもあり、人形(ひとがた)を納め、半年の厄を祓っていただけると言われます。
みたらし池の神串を裸の男たちが取り合います。祇園祭のお神輿の勇壮さと共に京の男さんたちが思いのほかと驚く場面の一つ
御手洗池に斎竹(いみだけ)を立てて清め、中央に斎矢(いみや)を立て、奉納された厄除けの人形が流されると、裸になった氏子男子が一斉に飛び込み、矢を奪い合う。
これは、下鴨神社の御祭「神玉依媛命」が川遊びをしていると、一本の矢が流れ着き、持ち帰ったところ懐妊し、賀茂別雷神を生んだという故事にちなみ、矢取神事と呼ばれています。一年の厄を払い無病息災を祈る神事です。

復元された鴨長明の家
参道途中の左に在る摂社「河合神社」には、『行く川の流れはたえずしてしかも、もとの水にあらず・・・』と書き出す
方丈記で有名な「鴨長明」が暮らしていたと言う住まいが実寸で復元されています。
鴨長明は、下鴨神社の神職でしたが、50歳で出家し出家後は方々を転々とし、62歳で没しています。畳5帖半ほどの組み立て式の小屋は移動に便利なもの。思いのほかに小さく粗末な小屋は、一丈(約3m)四方、ここから『方丈記』の名前に。
【参考】
太秦の木嶋坐天照御魂神社:蚕ノ社でも土用丑の日に「足つけ神事」が行われます
こちらの池は、「元糺の池(もとただすのいけ)」と言い、池の中に非常に目面しい3本足の鳥居があります。
下鴨神社の「糺の森」は、この池に端を発するといわれています。
普段は水が枯れていますが、土用の丑の日はに境内にある深さ30メートルの井戸から水を汲み上げられこの水に手足をひたすと諸病によいとされます。
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