◎ 長浜 盆梅展 黒壁の町

慶雲館
ぼちぼち梅が見ごろというニュースが聞こえてきました。 少し足を伸ばし、滋賀県の湖北長浜市の盆梅展をご紹介しましょう
毎年1月10日から2ヶ月間、湖国の春のさきがけ行事になっています。
湖北に位置する長浜には慶雲館という木造の豪壮なお屋敷があります。これは明治の豪商が天皇行幸のために建てたものです。

池泉回遊式庭園は、慶雲館建設25周年を記念した明治45年(1912)に作られました。日本近代建築の先駆者といわれ、京都の平安神宮や南禅寺・対龍山荘などを手がけた7代目小川治兵衛の作と伝わっています。盆梅展は昭和27年、高山七蔵翁が丹精された盆梅を長浜市に寄贈されたことから始まりました。邸内とはいえ梅のために室温は控えめ。ひんやりしていました。
長浜は湖北なので京都から行くと北陸の天候と言えそうなほど。
やはり寒さの質が違うように感じます。駅で電車のドアが開くたびにヒヤーっとした空気が入ってきます。駅ごとに、その恩気温が下がります。この日は冷たい雨がしとしとと・・・
この木は下部が枯れ木状態。
なんと天井からのピアノ先で吊られながら、
手厚いお世話で可憐な白い花をたくさん咲かせていました。
生命の不思議さに圧倒されます。
この梅は、推定樹齢350年。
古木の風情と華やいだ梅の花が風格いっぱい
2ヶ月間の晴れ舞台のために、一年を通して丹精されています。
植え替え・病害虫予防・剪定整姿・紗掛けはずし・芽摘み新メンバーの老木探しなどなど大変な作業だそうです。
展覧会期中も湿度や温度調節盆梅の入れ替えなどがあって木が抜けない様子・・
  
長浜には盆梅展の他いろいろ面白そうな所があります。ここは、旧長浜駅舎・鉄道文化館蒸気機関車も展示されています。
 町並みは、北国街道の雰囲気濃く、黒壁スクエア、国友鉄砲の里資料館、曳山博物館、北国街道安藤家など見所もいっぱい
  
   黒壁スクエア


壁に船の古材が使われていました
長浜は江戸時代日本の重要な北前舟による交易路の拠点でした。
経済力が集まるといろいろな文化も育ちます。江戸時代後期、物資の集散地として栄えた長浜の町衆は、その富を背景に、この街に豊かな風景を残しています。曳山文化や、国友一族が率いた鉄砲鍛冶集団もそうであると言えます。
代表的一人・一貫斎は、腕のよい鉄砲鍛冶として活躍しただけでなく、気砲(空気銃)の開発や、鉄砲製作方法の公開、天体望遠鏡の製作や、それを使った天体観測など多くの業績
を残しています。

国友の鉄砲鍛冶たちは、その彫金技術をかわれ、曳山の錺金具
製作にもたずさわり、豪華さを競い合うのに大きな役割を果たしています。

曳山博物館 国友資料館なども 尋ねその一端に触れ、興味深い思いでした
お寺の屋根の上に鐘楼でしょうか、火の見やぐらでしょうか・・・
やはりこちらも黒壁。
歩き回った後はなんと言っても湖国の“鴨鍋”  案内パンフレットを見てお店を選び 美味しい鴨鍋の昼食を戴きました。
 合鴨でない本物の鴨肉の水炊きで、鮒のおつくりも付いていました。    満足満足!
    盆梅展は1月10日〜3月10日まで      会場:長浜市慶雲館  9:00〜16:00(2月中は20:00まで)   大人500円 小中学生200円
    お問い合わせは : 長浜観光協会 0749-65-6521
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