着物で散策 京の師走、顔見世
大屋根に、櫓と梵天が掲げられ
招きの大看板も雰囲気を盛り上げています
2005年 今年の顔見世 は
   坂田藤十郎 襲名披露
江戸時代江戸から籠を飛ばして団十郎が見に来たといわくのある名優・坂田藤十郎!
231年ぶりにその名前を復活して
中村鴈治郎改め藤十郎を襲名。
披露第一段が地元と言うことで昨年に続き今年も南座が大賑わい。
12月早々2日に夜の部(襲名披露の口上有)を、クリスマスイブの24日には昼の部を観劇

「夕霧名残の正月」
勘当の若旦那が着て零落ぶりを表す為
和紙で作られた着物を着ます
藤十郎の一番のおはこ
今年の京都は何十年ぶりかの大寒波で
大変な冷え込み。
金沢からの練習会参加者は、気温ではなく体感温度は確実の京都のほうが厳しいと!お墨付きを
南座の斜め向かいのビルに4℃と・・(am10:00)

今年も折鶴絵羽・羽織に
歌舞伎役者色紙散し(大首絵)の帯で・・・
着物をグレー地細縦縞

2階席
一階の観客も観察できて面白い

3階席
手前から花道が見えづらいがそれ以外は舞台が遠すぎて見えにくいと言うことは無い
このような隈取を織り上げた帯を締めていた方が今日見かけた、おしゃれのトップ賞でした! 客席の着物姿は、顔見世ならではの多さ。

羽織はまだまだ少数派でしたが、それ故存在感は一番。

終演午後10時

四条大橋辺り

2004年暮の顔見世は、11代目海老蔵襲名披露興行ということで、「口上」の一幕が!口上の後の名高い『睨み』を見んものと出かけました・・
四条南座の前は、着物の人も多く 
華やかな風景!さすが顔見世
表玄関の上 「まねき」

おぅ!伊勢海老の幕
“きものさんぽみち”のメンバーもからも、何人も『着物で行きました!』と便りがありました。
(“きものさんぽみち”のひとりで着る練習会でマスターし、歌舞伎などの楽しみに実際の役に立ってるのが嬉しい事です

口上は、舞台に作られた大広間に、横一列ずらりと 裃を付けた幹部役者が並び襲名の祝辞とご贔屓様への挨拶を述べます。
テンポ良い口上はそれだけで見事な一幕の演し物。

歌舞伎の演技は型として何代も引き継がれます。
襲名は、その型の継承と覚悟を披露する緊張感ある場面。又それを皆で守り立てる、観客も贔屓することで活き活きと役者が大きく育っていく・・・先輩役者の奔放な引き立て言葉に、観客一体に反応し 鎮まっていての興奮状態。

口上の後の 『睨み』      映像などでは感じられない迫力、最後列の私などにも遠い舞台から届く 「目」 力 は凄いもの!

江戸歌舞伎の粋のまとめの様な演目「助六」の海老蔵はまだまだ若いという感想ですが、これから大きくお父さんの団十郎のようにならはる事を充分期待できそう、楽しみにしときましょう。
しかし、助六の最中、南座舞台で突然「松けんサンバ」が華麗に踊られたり、伊藤園のお茶が実際に飲まれたり・・しまいに「ヨン様」風白毛糸マフラーが出てきて仰天!
きれいどころが待ち合わせ ていたり、幕間のお弁当を手配したり
開演まで、、なかなかに忙しいのです・・・
古来、日本の演劇では当たり前だった
幕間の座席での食事、
現代では顰蹙な時が多いよう・・・

イギリスには、
前の席の背に小型の灰皿が作りつけてある
古い劇場も有ると聞きます。

おおらかに美味しいものをいただきながら
面白い演劇を見るのは
万国共通の楽しみの様。
この日も祇園の総見があり、
素人さんの晴れ着の多さと相まって  それはそれは華やか!

舞妓さんたちもこの日ばかりはお客さま、お弁当を広げ
髪をなおし、紅を塗り直したり 楽しそう
ロビーは、舞妓さん芸妓さん女将さんの
一大社交場の感。
『お母さん おねえさん おおきに ・・・・』
   と華やか 大賑わい
「助六」「暫」の伏見人形
復刻され展示
黄八丈着物
牡丹地紋に折り鶴 黒地長羽織
と凝ってみました。
海老蔵襲名記念チョコ
粋な包装
藤匠が染めた
私のとっておき
「歌舞伎大首絵色紙散し」帯
「上品な良い着物」 「派手なきもの」 はそれぞれ 多く 見かけました。
上品な面白お洒落きもの は 見かけへんかった と自画自賛したりして! (謝) 
歌舞伎を着物で!最高に映えます。    ぜひ歌舞伎見物に着物!をいかがでしょう
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