◎京都 着物で散策  宇治・萬福寺お煎茶のお茶会
5月には珍しい小雨の一日、茶所・宇治 萬福寺で行われた50回目を迎える「全国煎茶道大会」へ。 着物で遊んできました!
唐から渡ってきた形そのままを残しているお寺は日本にはここより他に無く、得がたい面白い雰囲気を楽しみました。
京阪電車で宇治へ
ずらりと勢ぞろいの車中です。何とも華やかな一行は、注目しきり!
天王殿の布袋様の大きなお腹がお出迎え

萬福寺は、江戸時代に隠元禅師が福建省から渡来して創建したお寺。中国風の雰囲気の濃い エキゾチックな たたずまいが魅力です。大雄宝殿など20幾つもの伽藍がゆったりと並びます。
日々の勤行は、明代の発音のまま、黄檗唐音のお経が唱えられます。唱える姿勢も立位、大きな太鼓や小さいつりがね様の鉦・ドラなど鳴らす珍しい形式、お気に入りのワールドミュージックの如し。
この儀式作法は中国明代そのままの法式梵唄が延々と受け継がれているものです。本堂の本尊は、釈迦牟尼仏ですが、その周りに風貌のユニークさ極まれりと言うべき18羅漢様。ちょうど居られたお坊様に、「この方たちのお顔は中国系なのですか?」「いや、インドでしょうな」・・・中国に浸っていると思っていたら、インドまで包摂していたのです。これらの仏像は 弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身といわれる布袋和尚像、十八羅漢像、観音菩薩像など。写実的で迫真性に富んだ面相を特徴とする中国の仏師・范道生(はんどうせい)の優れた作品として有名です。

みんなの衣装はお母様譲りのものが多数派
お待合の時間もまた楽し

灯篭もランタンの如し・・・
南国らしい飾りつけと、左右対称のパフォーマンスが面白い

九州ではもう枇杷が出始めて
鹿児島からの流派のお茶席
台湾から遠来のお茶席、丁寧なお点前が優雅
道具が、何もかも小ぶりで可愛らしいのは日本を始め、
台湾・中国も共通しています

唐服での御点前
卍崩しの高欄がエキゾチック
中国茶はまず細長い湯飲みのお茶を自身で平たい湯飲みに移し変えます
先の湯飲みの残り香を楽しみ、ゆっくり冷まし気味にして味わいます

日本の漆職人さんが、
台湾のお茶道具の事を仕切りと質問。
漆談義に花が咲いて
萬福寺と言えばこれでしょう!
大きな魚氾托にご注目!
このお堂内には「真空」と扁額が。真の空=宇宙と採れば、萬福寺に哲学世界が凝縮されているかのよう。
  
大きな香炉やねぇ
             
朝9時に集まって、着付けの練習会。その後電車に乗り宇治に向いました。解散が午後4時過ぎ。長時間それも雨模様でしたが、みんな着崩れ無し!それでいて苦しくなく・・・練習回数4回目の人もいるとは思えないほど楽勝着こなしでした。当日夜、楽しかったとの感想メールがいっぱい来ました。  (宇治には有名な平等院はじめたくさん見所があります宇治のページもご覧ください)
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