◎京都 着物で散策  「杜若」  上賀茂・太田神社

大田神社
上賀茂神社の前の道を東に向かって歩いていくと
天然記念物・杜若 群落 が美しい、大田ノ沢が見えてきます。  
大田神社は、上賀茂神社摂社で氏子さんも重複しています。
本殿・拝殿とも寛永5年造り変えるら特に拝殿は割拝殿という古い形を残しています。
祭神は、天鈿命(あめのうずめのみこと)といわれ、神徳に「寿命長久・鎮魂・縁結び・芸能上達」と謳われています。
日本神話に、アマテラスが、岩屋に籠り世の中から日の光がなくなり大いに人々が困った時ウズメが足を踏み鳴らし 詠い踊り、神々が大いに盛り上がり、その賑やかさに、つい岩屋を開いてお出まし成ったという・・芸能の原初のお話が載っています。
祭祀には、里神楽の原型といわれる最古の形を残した神楽が、老人により囃し舞われます。(毎月10日夜 春秋例祭:4月10日・11月10日)
上賀茂神社から大田神社方向に歩くと、社家(しゃけ)が続き、明神川と土塀に沿って里風景が満喫できます。
   市バス 「上賀茂神社前」より徒歩8分 
   お問合せ:上賀茂神社075-781-0011
平安時代から歌にも詠まれ、時代を超えて新緑の中に美しい姿を見せてくれています。
 『神山や大田の沢のかきつばた
       深きたのみは色に見ゆらむ』  藤原俊成
古代には、ここから東約500mの深泥が池とつながっていたそうです。氷河期の植物を残すといわれる深泥が池と同じ植物が生育しているのです。ただし、大田ノ沢では、その中から、紫色のカキツバタのみが残っています。深泥が池には黄色や白い杜若も残っています。
垣根のてっせんも可憐に競演

大田ノ沢のカキツバタ群落 石碑
昭和14年 天然記念物指定
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