◎京都 着物で散策  お声明 大原 宝泉寺 勝林院
お声明」をご存知ですか?
大原の山里に繰り広げられている声明は梵唄(ぼんばい)とも言われる、み仏を礼讃する仏教音楽のこと。グレゴリアン聖歌と並び称せられています。
朝霧の大原の谷々には、古来から声明が流れていました。大原を中国の声明の聖地の名から「魚山」と呼ばれ、谷を流れる2つの川も声明の音律(呂・律)にちなんで呂川・律川とするなど、いにしえの声明文化を伝承するのが今回のご紹介の「勝林院」です。グレゴリア聖歌と比べられるほどの荘重な韻律の仏教音楽・お声明は、本来は 仏教の法要で誦されます。(近年はコンサート形式で上演もされています)
 
 勝林院
もし浄土が有るとすれば、このような音に満たされた、音楽として現出したような心地を満喫のひと時。
午後6時を過ぎた黄昏時、日の光が力を潜め 夜が目覚め グレーから徐々にモノトーンが濃くなるころ境内に篝火が焚かれ、はぜる音 薪の燃える匂い 鶯や、小鳥の巣に戻る声音 が前奏。お灯明だけになった堂内は、不思議に心鎮まる陰影礼賛の世界。
僧衆達が入堂し和語・漢語・梵語の3種類の声明が誦される習礼が行われます。
また年によっては、1千巻のお経を読む代わりに、折り畳んだ経文を パラパラパラっと(アコーディオンのように)上下に開き閉じ最後に経机にばんっと叩き付けるように置きます。その勢いで堂内に法力満ちた経文の文字がうわっーと撒き散らされ 参列者に降り注ぐといわれる「転読」も行われます。
曲が進むと共に、闇が深く時折のドラと撥音以外は僧衆の声のみの世界、身も心も包まれ、委ねる内に法要は終わります。
この会は、昭和に声明を新たに広める功績のあった勝林院先代ご住職 天納傳中大僧正 の追悼法要。
観光客がみな引きあげ静寂の戻った大原の里篝火のぱちぱちという音、うぐいすや野鳥の声を背景に暮れなずみ、
闇の気配濃くなるお寺の本堂に流れる不思議な旋律「声明」はきっと得がたい体験となるとおもいます。
こんなシーンにこそ着物が一番似合うのでは! 次の新緑の大原にご一緒にいかがですか
わいわいと賑やかに、
朝早くから着付けのお稽古の後、三条京阪前からバスで大原へ
“きものさんぽみち”お座敷
5月人形・大将さんの前で

勝林院で勢ぞろい 

山里は4月末といえども肌寒、夕方からは冷えます。まだまだ羽織がぴったり!
呂川 律川 に掛かる橋
染まってしまいそうな新緑に、着物の映えること!
道行く人みんなに注目されて皆 むふふ・・・ 
声明にもいろいろの曲が有りその中の律曲の旋律に「ユリ」と呼ばれるものが主になっています。
また小曲(コユ)と言う旋律も挿まれながら、独特の緩やかな音の上下に
えもいわれぬ心地に誘われます。
このお庭は、360度の絶景
いにしえのお寺に超モダンな風景!
誰ですか!
勝手に脇息でくつろいで
悦に入ってるのは・・・・
宝泉院には水禽窟が有ります
植物園の北山口のすぐ横の水禽窟と々作者の手になるそうです
勝林院の大原魚山声明研究会による「お声明を聴く会」は毎年この時期に開催されています。近年は注目されて多くの方が聴きに来られます。
三條京阪前から 京都バス・大原行き17系統に乗車 45分ぐらいで大原着  
見所: 三千院(拝観料600円)      宝泉院(水琴窟が良い音・庭園も見事。拝観料600円(茶菓付)   など 
宝泉院は夕方5時になると、参観者が居ても箒でお掃除始められます!埃と共に退散してもらおうというのでしょうか せっかく気分良くお庭を楽しんでたのに・・・ お寺さんとは思えない仕打ち 玉に瑕。 ちょっと皆さんが玄関を出られてから初められたらいかが
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