◎京都 着物で散策 嵯峨 清涼時 お松明と嵯峨大念仏狂言


               
3月、まだ寒い日と暖かい日がまざったり、花粉アレルギーと体調万全とは言いがたいシーズンです。
それでも春はもうすぐ。

春の先駆けに火を伴ったお祭りが、世界的に見られるようです。どこともに「春を告げる」意味合いの行事となっているようです。
立春に春が生まれて、やっとこの日人前に出てきたと言う所でしょうか・・・
今年も3月15日お松明の行事が清涼時(嵯峨釈迦堂)で開かれます。  
このお松明は、入滅したお釈迦様の荼毘の様子を偲ぶものとされていますが、8メートル以上の大松明三基は、それぞれ稲の早稲・中稲・晩稲を表しこの燃え方が豊凶を表すと言われます。
春・火・稲の豊穣というキーワードのお祭り。

また愛宕信仰の地元 火を鎮めることも大事な要素
まだまだ愛宕さんは庶民の信仰が厚い。

日もすっかり暮れた夜8時ごろ 火がつけられます。

火は無条件に人を惹きつけるところがあると思いませんか。

真っ赤な火の点いた瞬間はどよめきが・・・
  ぜひお出かけください 
           
松明に火がつけられるまで保存会会員やお坊様方が廻りをぐるぐる回る法要が行われ、その後いよいよ
火がつくとあっという間に天を焦がす勢いで盛んに燃えます。
上からは、大きな火の着いたかけらがどんどん落ちてきます。手で払ったり大変!燃えないように綿の被り物を用意しないと危ないです。見物の顔が熱くて思わず退歩。廻りの夜店のテントにも消防団の叔父さんが
ひっきりなしに水をひしゃくで掛けていました。
    
境内では壬生狂言の親戚で同じ無言狂言が演じられます
壬生さんよりも、もっとひなびた印象の強い演技。

狂言堂の2階を見上げての観覧は、
境内の地面に直接置かれた腰掛で・・・
ご近所さん和気藹々の雰囲気はなかなか良いものでした

「愛宕山参り」

嵯峨念仏はかわらけを皆に投げます。
丁度お隣の見物客の方の手にすっぽり!
ほっこりしたら、境内の茶店のみたらし団子が美味しい!肌寒い1日でした。 こういうときは着物一番!羽織もウールか木綿の燃えにくいのを用意して、優雅に火のお祭りにお出かけください。近所に有名な森嘉のお豆腐やさんがあります。      

嵯峨大念仏狂言は、4月にも定期公演があります。
清涼寺:右京区嵯峨釈迦堂藤の木町46    075-861-0343  市バス・京都バス 嵯峨釈迦堂前下車すぐ
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