◎京都 着物で散策 天神さんのお茶会  松向軒の月釜の1年間 
北野天満宮の今出川通から入ってすぐ左、大鳥居の横に鄙びた風情のお茶室「松向軒」があります。
毎月第2日曜日月釜が掛けられてどなたでもお茶を戴けます。
“きものさんぽみち”でも四季を通じ着物で参加しています。
お茶室に着物!しっくりとお抹茶のお味が一層味わい深いものになります。 皆さんもぜひお着物でいかがですか。
    3月 梅とお雛さんの月          夏 6月 水無月の頃          秋・10月   紅葉の頃       櫻の頃    
3月の月釜
この三月は梅とおひなさんと雪と言う3題話のような天候の下、わいわいと出かけました
二条城の梅を横目にバスで一路天神さんへ
おりしも「伝産の日」市バス無料!あら嬉しぃ
3月はおひなさん尽くし
菱餅に因む飾り棚 雪洞さんの水差し・お茶碗も雛・桃の香合 立雛の軸。
はんなりと上品な桃の空気の艶ややかなお茶席。

主菓子も、草もちの土台にきんとんの載った「ひちぎり(ひっちぎりとも)」
よもぎの香り高い、春のお味

   お茶室のお庭でチーズ

梅園は良い香りが外まで漂います
お待合の建物は江戸時代の神馬の厩だったものを改築したそうです。天井や壁の様子が、『そう言われたらそんな感じやねぇ』とお話が煮えました
ここは秀吉の作った
「お土井」の残っている場所。
(左がその土手、家の二階ぐらいの高さがあります)
石組みもまだがっちりとして
土木工事のレベルの高さを感じます。
その頃の京都の市街をこんな高い土塁でぐるりと囲んだ規模の大きさに、権力の大きさに改めて驚きます。
お土井の反対側は西陣を北から貫く「紙屋川」この水が西陣の生糸を染め帯を彩ります。
  
時々雪が舞い散る日でした。
蛇の目がたっぷり番が大きく肩まで安心の和傘。
「夜目遠目傘の内」なんて言わないで
6月は“きものさんぽみち”のメンバーが初の「半東(はんとう)」という役をされるというのでそれは是非とも又出かけました
在釜(ざいふ)
と半紙に書いて貼ってあります。
今日ここでお茶会をしています
どうぞお越しください
という意味だそうです
実際にお茶を点てる人とは別に、半東は亭主の補佐役をします。
その日の器(お茶碗)や掛け軸について説明したり
参会者と和気藹々の良い雰囲気を作り楽しい一期一会に!
お茶会の道具やお菓子など全て書き上げられたものをあらかじめ御待ち合いで拝見して楽しみを募らします
『今日のお召し物は?』
『母の夏結城を仕立て直してもらったんよ』
『私のは母のをそのままですよ』
それぞれの着こなし
それぞれの衣装の由来

話題が弾み
又参考にもなりま装いの幅が広がります。
庭先でおしゃべりしながらお席へのご案内を待ちます
今日は青梅のお菓子
あんまり真ん丸くかわいいのですが、転がさないかと心配なメンバーも!
おいしいお茶やったね
足がしびれた
わいわいと
この日の掛け軸の歌がとても風雅でした!
 かげさえも  もゆるほたるを  いかにして
 ながれは 水のそこに すずしき

 くさにとび  しげみにすくる  ほたるまで 
 かげあらわなる 木がくれの水
作者は、徳川吉宗公後期の人で
高松家正三位(初代)重秀之守(しげのかみ)と半東さんの説明がありました。
帰りの寄り道は
今出川通天神さんの向かいがわ
「粟もち」へ
      
天神さんといえば「牛」   ちょっとポーズ

男性は1年を通じて羽織を着ます。
羽織なしは、遊び人かあっち系か何かに間違えられます・・・
きりりとお洒落なご夫妻の着物姿
      
これは櫻の頃
お茶会の後、天神さんを北に抜け
櫻で有名な平野神社に足を伸ばしました。
しだれ桜の下に着物で立つなんてとっても気分良いわ!
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