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半襟を縫う人
掛け張りでピンと引っ張り半襟を付ける |
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きものを着るようになりますと 必ずでてくる試練(?)半襟を付け替える作業があります。
着付けを練習するだけでは足りないことが針仕事。
一昔前は母や祖母の手仕事を見て自然と覚えたことも今では情報の伝達が途切れています。
着物という優れた衣装文化も目に見えないノウハウが伝わってこそ着心地の良い百年持つ衣服となります。 |
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母愛用のお針箱
外側黒漆
引き出し朱漆
握り鋏
糸・針・メジャー
色々必要なものが便利に小分けして入っています |
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半襟のつけ方、
縫い始めは中心から。分水嶺の様に左右に縫い進むのがねじれないコツ
肩開きから肩開きまでは細かい針目で、半襟を少し引っ張り気味に |
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掛け張り |
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布を引っ張ってくれるので非常に縫い易い。
『おばあちゃんがこんなん使ったはったなぁ!』 『小学校のお裁縫道具箱に、この金具入っていたけど、こういう風に使うんでしたか!』 |
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タオルの伊達締めを作る人
友人直伝・『タオルの伊達締め』も作ります
締めてもまったく苦しくなく使い心地満点 |
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『うわぁ!高校(中学)の
家庭科の時間以来やゎぁ』
と覚束ない手つきで針を運んでいます・・
このほか レース袖の肌襦袢とうそつき袖を合体した半襦袢 も作ります
(洗濯機で丸洗い出来る便利な半襦袢)
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お襦袢は、
普通 腰紐と伊達締めで締め付けます。これがかなりきつい!ボディーブローの如くじわじわと効いてきます。 タオルの柔らかさと幅広の自家製伊達締め一つで、紐と従来の伊達締めを省き『早よ着物が脱ぎたい』を解消!
お勧めの自分で作る着付け小道具。 |
引っ付け帯(二部式分解帯)
極端に短い昔帯は、お太鼓の柄が出なかったり、手先が足らなかったりと、締めにくいものです。「うちの母方式」の引っ付け帯にすると一挙に問題解決!
たすき掛けが甲斐々々しいでしょ |
現在、きものを洗うのには二通りの方法があります
洗い張り(ほどいて縫い直す)
着物京洗い(特殊な丸洗い)
きものを全部ほどき、反物に戻す。
たらいと洗濯板で洗った後 張り板に貼り付けます。はがすとぴんぴんになって、これを新しい糸で縫い直すと、又10年20年と着られます
昔はどの家にもこのような張り板が何枚かありました。祖母が良く空気を抜くようにしてきれいに貼り付けていたのをかすかに覚えています。
いまは殆んどプロに任せる作業となっています |
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洗い張り |
メンテナンスの方法 |
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着物やお襦袢、絹100%のものは専門のクリーニングに 部分的な汚れも専門家に任すほうが布地を痛めず 元どうりきれいになる |
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肌着類・半襟・足袋は、自分で洗います。(刺繍の衿などはクリーニングに出す場合あり) |
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足袋は古い歯ブラシや洗濯ブラシで底を念入りに洗いその後裏向けて指先なども洗います。後は絞らずパンパンたたいて「だら干し」 |
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半襟はお洒落着洗いで押洗い、乾いたらアイロンする |
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